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2023年6月29日 09時57分

[YOLO-NAS × Google Colaboratory] 物体検出を試してみる(静止画版)

概要

本記事では物体検出モデルのYOLO-NASをGoogle Colab環境でハンズオンします。

YOLO-NASとは

  • deciによって公開されている物体検出モデル。GitHub
  • 画像や動画を読み込ませることで高精度な物体検出を行い、バウンディングボックス(枠線)を描画して返してくれる
  • v5、v6v7v8と進化を遂げ、2023年5月にNASがリリース

Google Colaboratoryとは

  • Googleが提供しているブラウザ上でPythonの記述、実行ができるWeb環境。 Introduction
  • Googleアカウントがあれば利用可能
  • 無料プラン、有償プランあり
  • Colab ノートブックというファイル形式(.ipynb)で、Pythonコードとリッチテキスト(画像やHTML)などを1つのファイルで記述可能
  • ファイルはGoogleドライブに格納

実践

兎にも角にも「実行したい!」方は下記でGoogleColabのノートブックを公開していますので、ポチポチしてみてください。

yolonas-hands-on-20230629_public.ipynb

YOLO-NASはsuper-gradientsというパッケージ経由で提供されているので該当パッケージをインストールします。
※ランタイムエラーが発生した場合はツールバー>ランタイム>ランタイムの再起動を実行します。

物体検出モデル(YOLO-NAS)をロードします。

web上からテストイメージを取得します。今回はPAKUTASO様から拝借しています。猫ちゃん画像です。

レンダリングを実行します。

↓がレンダリング後の画像です。「cat」とちゃんと認識されていますね!

after_rendering_neko


参考

docs

YOLO-NAS Google Colaboratory Python